治療費について / 治療の開始はいつが最適でしょうか? / どんなふうに治療するのですか?
歯並び・かみ合わせの身体への影響 / ちょっとした悪習癖が歯並びを悪くします
不正咬合・8つの種類 / 装置について / 矯正治療中のセルフケア / 矯正のQ&A
当院で行う矯正治療の基本コンセプトは「予防」です。「予防矯正」と言った方が良いかもしれません。
歯が生えるため・並べるためのスペースを確保し、歯が曲がって生えないようにしていきます。
永久歯が全て生えそろった「永久歯列」と呼ばれる歯並びの方の場合や、成人の方の場合、これに加えて見た目を良くする「審美」の意味合いが加わります。
歯並びをきれいにすることは、ブラッシングしやすくなり、虫歯や歯周病の予防にもつながります。発音にも影響します。
開始年齢に応じて、積極的な治療のゴールが異なります。![]()
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歯の萌出状況に応じた治療のゴール 1.乳歯が合計20本全て萌えそろった段階(年齢の目安:4〜5歳)
6歳前後で永久歯に萌え替わる前歯が曲がって萌えないよう、萌出するスペースを作るのがゴールです。
治療途中で交換が始まった場合は、ゴールが次の段階へ移行します。
2.6歳臼歯と前歯が永久歯へ完全に交換か、交換途中の段階(年齢の目安:6〜8歳前後)
永久犬歯が萌出を開始する前に、歯並びを整える。前歯4本と6歳臼歯が生え換わると、2〜3年位は生え換わらないためです。
3.「側方歯」と呼ばれる乳歯の犬歯・臼歯が永久歯へ生え替わり始めた段階(8歳〜)
永久歯が完全に生えてからの積極的な治療になりますが、その時にできるだけ治療をしやすくなるような移行的な治療を行います。
4.永久歯が完全に生え揃った段階。
歯並びが悪いことにより、何が気になるのがを明確にし(主訴)、気になる点を取り除くための積極的な治療を行います。※ 年齢はあくまでも、目安です。
「床矯正」とは、着脱可能な装置で、あごを拡げて歯を並べる治療です。
上記の「歯の萌出状況に応じた治療のゴール」のうち、1と2までであれば一部のケースを除きこの装置のみでの治療が可能です。
従来の矯正と比べて、治療方法は基よりその根底にある考え方、治療開始時期、治療期間、費用に至るまで「似て非なる」ものです。
この治療で使う装置は取りはずしが簡単にできることがメリットです。お子様でしたら音楽や国語、英語の発音などに問題があれば必要に応じてはずすことができます。成人の方も就業中の電話の応対、営業、受付など装置を入れていられない場合ははずしても治療は可能です。
また食事中、病気の時は装置ははずします。
ただし、はずす時間があまりにも長いと治療の効果は半減し、期間も長びいてしまいます。
装置は少なくとも1日14時間以上装着する必要があります。
矯正治療中のお口の中は歯垢(バイオフィルムプラークともいいます)が溜まりやすく、虫歯や歯周病になりやすい環境となります。当院の矯正治療は、単に歯並びをなおすだけのものではありません。
かみ合わせ等のチェックと併せて、検診時には歯科衛生士による歯のクリーニングと定期的なフッ素塗布、ご自宅でのセルフケアについての説明を実施し、虫歯予防のサポートにも力を入れております。
ムーシールド 「ムーシールド」と呼ばれるマウスピースによる治療法が最近注目されています。
下の歯が上の歯より前に出ている受け口(反対咬合)は3歳児検診で4〜5%の割合で見つかるそうですが、「しばらく様子を見ましょう」と言われ、放置するケースが少なくありません。しかし自然に治る率は1割に満たないのが現状です。
従来3〜4歳児の反対咬合は「チンキャップ」と呼ばれる帽子型の装置で下顎の成長を抑制する方法しかなく、しかも噛み合わせが改善する訳ではありませんでした。遺伝も原因していますが、主には舌と口唇の筋機能のアンバランスが受け口を造ります。
この装置は口唇と舌の筋機能の不調和を改善し、それにより受け口の特徴である、上あごの劣成長を改善し、受け口を治すといった積極的な治療が早期に可能になりました。
装着するのは基本的に就寝時のみです。日本人の矯正医により考案され、2年前に世界発売されました。
詳しいことはお問い合わせ下さい。
初回・相談料 : 初診の方は保険の初診料のみ
同時に検診等を行った場合は保険診療分(保険証をお持ち下さい)
※ 約1時間程お時間をいただきますので、必ずご予約の上ご来院下さい。
診断・検査 : ¥36,750
※矯正治療を始められる方は2回目かそれ以降(虫歯の治療等を終えた後です)に行います。
こちらも約1時間程かかります。
1.歯型(模型)作成
2.咬合力診断
3.写真撮影 : 口内・顔(正面・横)・全身(正面・横)※永久歯列・反対咬合・顎の変形が認められる場合は、
治療計画を確実にするため、治療計画作成のためのレントゲン写真を
大学病院で撮影していただきます。
金額は¥12,000〜装置 : 床装置 ¥ 68,250
床装置の修理 ¥ 6,300〜
メタルブラケット ¥ 68,250
コンビネーションブラケット ¥ 78,750
セラミックブラケット ¥105,000
ムーシールド(既製品) ¥ 47,250
ムーシールド(製作) ¥ 68,250通院(再診料・処置料・クリーニング料込み) : ¥3,675〜
早期の治療なら検査料・通院料を含めて10万円台で治療ができます。
ひどい状態の方で、30万円以上かかる場合もありますが、従来の矯正治療より大幅に安い金額で治療ができます。
※当院の矯正治療は、装置の数で金額が決まります。
早期に治療を開始すれば1つの装置で治療が終了する場合もあり、期間も短くなります。様子を見ていて症状が複雑になれば、いくつもの装置が必要になり費用もかかります。
自費診療のお支払いにクレジットカードをお使いいただけるようになりました。詳しくは受付でお尋ね下さいませ。
治療の開始はいつが最適でしょうか?
「おかしい」と感じた時が治療の開始時期です。
矯正治療において一般的には12〜15才の治療開始が最も良いといわれておりますが、これは第一小臼歯という犬歯の1つ隣(真ん中から数えて4番目)の歯が生えてくるからです。
歯が並ばない小さなあごの場合、この第一小臼歯を抜いて、そのスペースを利用して歯を並べようとします。
抜く歯が生えるのを待っているということになります。
お子様の場合、噛む刺激が減少してしまい、バランスの取れた顔になりません。
歯並びの問題は顔の問題に関係しています。
目も目尻も上あごの骨の上に乗っています。上あごの骨の発育が悪ければ目が垂れたり、目の下にしわができてしまいます。口をポカンとあいていれば、口の周りの「口輪筋」と呼ばれる筋肉が弱くなり、口元や唇の形が変わり、やがて出っ歯になってきます。
人間の顔の変化は2回あります。1回目は生まれてから6才まで、2回目は11才になる小学5年生頃からです。
6才になると前歯が生えかわり、1番奥の乳歯の後ろに「6才臼歯」と呼ばれる永久歯が生えてきます。
6才までのあごの発育が不良の場合、永久歯の生えるスペースが不足して、永久歯が曲がって生え、歯並びが悪くなるのです。
6才までに正しく発育できなかったあごを10才までに治して、2回目の顔の変化が起きる11才には自分の噛む力で良い顔を作ることが大切です。
女の子の場合、14才で発育が終了してしまう子もいます。
一生の顔の形にかかわる重要な問題です。
様子を見ているだけでは発育不良の顔のままです。4歳以上であれば治療は始められます。
早い時期に治療を開始しましょう。
どんなふうに治療するのですか?
治療としては下記の2つの方法で行います。
1.バイオセラピー(生物学的機能療法)・・・咀嚼訓練・食事の環境改善・悪習慣の改善
2.メカニカルな矯正治療・・・床装置・ワイヤー装置による歯並びの改善この2つの方法により、
・発育不良のあごを正しい大きさに拡大します。
・歯を正しい位置に動かします。
・悪習慣が改善されれば、バランスの取れたきれいな顔になります。治療の手順 1.矯正治療開始の前に虫歯や歯周病がある場合、これらの治療が先となります。
2.矯正の検査によりどのように矯正治療を施術していくか、現在の歯並びをはじめとする治療に
必要なデータ収集を行います。
3.収集したデータを元に治療計画を作成し、治療に対する同意を患者様からいただいた上で、
治療を開始します。
4.治療の前処置が必要な場合、前処置を施術します。
5.歯型を採得し装置を製作、装着し治療を開始します。
6.月1回の検診で装置や歯並びの状態をチェックします。
7.ある一定段階で再検査を行い、治療計画の修正を行う場合もあります。
8.顔や咬むための筋肉、舌などの筋機能訓練を並行して行う場合もあります。
かみ合わせが全身に及ぼす影響について多く取り上げられるようになり、健康のために歯並びを気にする人が増えてきています。
確かに表面上の歯並びの悪さは、美容面にとどまらず、かみ合わせの機能そのものを悪くしていることが多いのです。歯科では、歯並びの悪さ・咬み合わせの悪さを併せて専門的に「不正咬合」といいます。
不正咬合を放置すると、心と体に様々な影響を与えます。食べ物がよくかめず、言葉の発音が悪くなったり、明瞭でなくなったりします。また、歯ブラシが隅々にまで届かないので虫歯や歯周病にかかりやすくなり、その結果、口臭の原因にもなるなどの弊害をもたらします。
緊張した時・瞬発力や集中力を必要とする時・重い物を持ち上げる時等には奥歯をギューっとかみしめます。この時、奥歯に掛かる重量は非常に大きく、かみ合わせが悪いとこの力を発揮できません。
もともとかみ合っていない歯をかみ合わせようと力を入れると、そのしわ寄せは顎関節に及びます。ひどい場合には顎関節症にもなりかねません。首の後ろのこりや肩こりにもつながります。不正咬合を放置しておくと、歯の問題から全身の問題へと波及する恐れもあります。
このように歯のかみ合わせと全身の関係が取り沙汰されることになり、首や肩のこりがひどい場合にはその原因は不正咬合にあるのかもしれない、と懸念する人が少しずつ増えています。しかし、実際には歯列矯正を受ける動機は、まだまだ見栄えを気にすることが多く、歯の並びが屏風のようにデコボコしている、上の前歯が出ている、歯の間がすいているなどが主になっています。
しかし、矯正装置によって動く歯のスピードはわずかで1カ月に1〜2ミリ程度ですから、理想の位置まで移動させるためには相当な時間がかかります。美しさを急ぐあまりに、歯根部を残し歯冠部を全部削って差し歯にする治療を行うと、美しさを手に入れたとしても、機能性を更に損ねることになりかねません。
具体的な影響について
発音・・・言葉が明瞭でなく聞き取りにくくなる
下の歯が前に出ている反対咬合やかみ合わせたときにすき間があくようだと、音が漏れて、正しい発音ができません。「サ行」や「タ行」の発音がうまくいかないことが多くなり、発音自体も曖昧になります。
口腔・・・歯磨きが充分にできず、虫歯や歯周病になりやすい
歯並びが悪いとブラッシングのときに歯ブラシが届きにくく、歯石や歯垢がたまりやすくなります。また咬合が悪いと口腔内の自浄作用が低下。口臭の原因になります。
頭・首・肩・・・頭痛、首こり、肩こりの原因に
かみ合わせが悪いと運動する周囲の骨や筋肉に影響を及ぼし、結果、顎関節症や頭痛・首こり・筋肉痛、さらには、めまい・耳鳴りの原因になっていることもあります。
あご・・・顎関節症の原因に
ストレスがあったり、硬いものを食べるなどして、咬合の悪い歯をきつくかみ合わせると、その負担は顎の関節が受け止め、口を動かそうとすると音がしたり、痛んだり、動きにくかったりする顎関節症になります。顎関節症は様々な不定愁訴の原因にもなっています。
消化器・・・よくかめずに胃腸に負担が
かみ合わせが悪いこととかむ回数とは関連はありません。しかし、かみ合わせが悪いとよく咬まないのではないか、と昔からいわれています。よく咬まずに飲み込んでしまうと、消化器の負担が多くなります。
メンタル・・・歯のコンプレックスからノイローゼに
歯並びが悪いと対人関係に積極的になれず、コンプレックスになってしまいます。それが強くなると対人恐怖にもなり、精神的なストレスとなって元気がなくなり、深く傷ついてしまうことも多々あります。
全身状態・・・かみ合わせが原因で不定愁訴が
不定愁訴は様々な原因によって起こりますが、歯のかみ合わせも大きな要因の一つと考えられており、頭重感、イライラなどといった様々な不快症状を伴うことがあります。
矯正の装置について
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左が上顎、右が下顎の写真です。
ピンク色の部分は床(しょう)と呼ばれる部分で、レジンという、プラスチック系の材料でできています。床矯正の名前の由縁です。
中心にある金属部分が、あごを拡げるためのスクリューです。当院のご案内 / 院長先生より / 一般歯科 / 小児歯科 / 予防歯科 / 審美歯科 / 歯周病科 / インプラント
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