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Q&Aコーナー(NEW)

Q&Aコーナー



このページには以前地域新聞の歯科特集に掲載されたものなどを集めてみました。


Q.3歳になる子供が虫歯が多く困っています。歯磨き粉もいやがるし、歯の磨き方も悪いと思いますが、なにかいい方法がありましたら教えてください。

A.この時期のお子さんのブラッシングは、『食べたら磨く』の習慣をつけさせるものと考え、お母様が“仕上げ磨き”をしてきれいにしてあげましょう。
床に座り、ひざの上にお子さんを縦に寝かせ、頭の上から見下ろすようにして口の中をのぞきます。こうすると普段はなかなかのぞくことの出来ない上の奥歯まで見ることができます。
奥歯の溝、唇やほっぺた側と、内側の側面を磨き残しのないように磨いてあげましょう。夕食後、寝る前であれば、お母様も比較的時間にゆとりがもてると思いますので、1日1回で結構ですからこの時間を使ってたっぷりとスキンシップをしてあげましょう。
もし集中力がないようであれば、歌をうたいながらや、お話をしながらなど、本人が楽しい時間帯となるよう工夫をしてあげて下さい。
歯磨き粉は、子ども用を使ってください。ただし子ども用であっても、からくていやがるケースが少なくないようで、ほとんど使用しないまま買い換えを続け、何本も在庫がたまってしまうという話もきいたことがあります。
味を確かめて買うことが出来ないので難しい問題と思いますが、本人に選ばせて、最後まで使いきるように言い聞かせたり、そのようなかたちで買った物が、からさを訴えていやがる場合は、ブラシに付ける量を少な目にするなどしてみてはいかがでしょうか。
1日のなかで、本人がブラッシングを苦痛な時間ではなく、楽しい時間となるように絵本をみせたりして、興味を持つような工夫をしてあげて下さい。
しかし、虫歯が多いのは決してブラッシングだけが原因ではありません。1日3回の食事をきちんととらなかったり、好き嫌いが多いなどの偏食や、菓子類・甘味類の間食が多かったり、糖分のある飲料を水やお茶の代わりの飲んでいるなどの食習慣があると、仮にブラッシングがきちんと出来ていても、虫歯は増えていきます。
食習慣の改善と規則正しいブラッシングの両立を目指して頑張りましょう。



Q.予防歯科というのを最近よく見かけますが、どういうことをするのですか?

A..「自分は歯が弱いから治療をしてもすぐに虫歯や歯周病になってしまう」「数年前に全部治療したのにすぐに悪くなってしまった」とお悩みの方や「虫歯や歯周病にならない口にしたい」と考えていらっしゃる方にぜひお勧めしたいのが「予防歯科」です。
「予防歯科」は虫歯や歯周病の再発や罹患を文字どおり「予防」していく分野です。
私たちが日頃行っている虫歯の治療は虫歯に罹患した部分をドリルで削り、詰めたりかぶせたりするものですが、これは虫歯で歯が溶けてしまった箇所を人工物で置き換えているだけなので、「なぜ虫歯になってしまったのか」という疑問については全く解決していません。治療をしただけでは虫歯は再発する可能性がとても高いのです。
では何故、虫歯や歯周病になってしまうのでしょうか?
虫歯や歯周病は口の中に生息している細菌による「感染症」であることが判っています。例えば虫歯菌はお母さんからお子様へスプーン等を介して感染します。
これらの細菌は歯の表面に付着し、歯に残った糖分を摂取して増殖する性質があります。その時に「バイオフィルム」と呼ばれる薄い膜を歯の表面に作り、膜の内部で増殖していきます。バイオフィルムの存在によりフッ素入り歯磨きも効果がなくなってしまい、いわゆる「磨いているのに虫歯になる」という現象が起きてしまいます。
感染源である原因菌の数を減らし除菌すれば、虫歯や歯周病を予防できることが国立感染症研究所の研究結果で明らかにされています。歯の表面のクリーニングを行うことでバイオフィルムをはぎ取り、原因菌の数を減らすことができます。
「PMTC」と呼ばれる、機械を用いた本格的なクリーニングを行えばバイオフィルムを完全に除去することが可能ですが、歯ブラシとブラッシング用の補助器具によるクリーニングでもかなり取り除くことができます。
また、唾液検査により口の中が虫歯などを作りやすい環境かどうかを調べるのも効果があります。
 最近では「3DS」と呼ばれる原因菌を除菌する新技術も登場し注目を集めています。



Q.毎日出来る簡単な予防法はありますか?
A.まずは毎日規則正しく食べること、飲食の回数・時間を決め、リズムを作ることが大切です。
のどが乾く度にジュースや炭酸飲料、砂糖を入れたコーヒー・紅茶(砂糖を入れなければ問題ありません)を飲むのはやめて、お水やお茶類にしてみましょう。
スポーツドリンクや牛乳もお水のかわりに飲んでいては虫歯の原因になります。
「1日3度の食事と1度の間食」のようなリズムを作り、
・甘いお菓子・飲み物はおやつや食後のデザートの時間以外にはとらないこと
・食べた後には必ずブラッシングをすること
・1日3〜4回のブラッシングのうち、1回は時間をかけて丁寧にみがくこと
これらを習慣付けることが、虫歯予防の第1歩です。



Q.子供の乳歯が抜け、歯が生え替わりつつあります。気を付けることを教えて下さい。

A.永久歯の萌えはじめは、エナメル質や象牙質が発育途中のため、簡単に虫歯がで
きやすい危険な時期です。
その反面、虫歯予防効果のあるフッ素の吸収も顕著なので予防処置を行なった場合に
はかなりの効果が見込めます。フッ素配合の歯磨きを長期間に渡って使用し続けることをお薦めします。
歯磨きについては、食後に磨く習慣を付けさせることが大切です。
仕上げ磨きは毎日必ずして下さい。一日一回、夕食後で結構です。時間も取れ、スキンシップにもなります。
しかし、ブラッシングの強要や無理な仕上げ磨きは歯磨き嫌いの原因となるため注意
が必要です。仕上げ磨きを嫌がる場合はフッ素入り歯磨きを歯ブラシの幅いっぱいに
付け、歯に塗るようにしても構いません。歯磨きの味が口の中に残る程度ですすぎを
やめます。
また偏食や間食が多く、食事をしっかり取らない場合も気を付けて下さい。
日常生活の乱れから全身の抵抗力がなくなることによっても虫歯はできやすいのです。



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